8.台湾の缶詰フード
狭いながら物が多い彼女のキッチン。
もうひとつ気になったのが、この缶詰。麺筋というのが、お揚げのようなものを表す言葉で、大土豆がピーナッツ。それらを甘く煮た食べ物だ。
味の方向としては、醤油と砂糖がベースになので、日本の惣菜にも近いけれど、お揚げにピーナッツという組みあわせは、日本では見かけない。
「見た目はアレですけど(笑)、美味しいですよ」とひと缶開けてくれた。
大茂は、台湾のトップメーカーのようで、この缶詰はとてもポピュラー。缶を開けるとピーナッツが香る。
缶詰というと私のイメージとしては、お酒のつまみだけれど、一口食べてみると、この甘さだとお酒とはあまり合わないことがわかる。
台湾では、これとおかゆを一緒に食べるのが一般的という。
そしてもう一品。こちらも台湾ではポピュラーな振りかけのような食べ物「海苔肉鬆」。このまま食べてもよし、おかゆにかけてもよしで、りんりん曰く「パンに挟んでも美味しい」。
→9.台湾の冬瓜入り角煮へつづく