4.日本のキッチンは狭い

彼女の住まいはひとり暮らしの社会人や学生が多く居住するワンルームマンション。扉を開けると玄関、通路があり、その通路にユニットバスへの扉とキッチンがある。そして、その奥に8畳くらいの部屋という間取りだ。
通路にあるキッチンは、お世辞にも広いとはいえない。
けれどその周りには、いたるところに日常生活の痕跡と工夫が散らばっていた。

シンク下の収納には、鍋、ボウルなどの調理道具にジップロック、タッパーなどが。一人暮らしにしては多い調理道具をしまうため、便利グッズの収納ラックで高さもうまく使っていた。
「狭いですよね~。でも、コンロはガスがとにかくよかった」。ワンルームのキッチンにありがちなIHは嫌なのだそう。IHの火力はとても弱いことが多い。だから、料理しようにもなかなか上手くできない。彼女の自炊の暮らしにはガスが欠かせないようだ。

そして、彼女にとって部屋を選ぶ上でキッチンの優先順位が高いそうで、「狭いのはしょうがないけど、収納がたくさんあるのが大事」なのだとか。食材が溜まるため、それを入れておくためのスペースが必要なのだそう。

冷蔵庫にハガキや書類を貼っておくのは万国共通の癖!? こちらの名刺群は「5年間で連れて行ってもらったりして、美味しかったと思うレストラン」だそう。

マイメロのタオルは台湾から持ってきたもの。
→5.台湾の朝ごはんへつづく