5.お気に入りのうつわと道具
結婚を機にもらったものや購入したもの、
一人暮らし時代に買ったものと、徐々に増えているという北浦家の器。
麻美:一人暮らしをはじめるときに、ホームセンターで母親にこれとこれは揃えておきなさいと購入したものがあったけど、最近、自分の好みにしたくて買い換えたりしています。
そんな麻美さんのお気に入りのうつわたち。
中本純也・作のポット。「お茶をめっちゃ飲むから、おっきいのを」と購入。何段にも上に重ねて窯で焼くため、上から灰がかかってくる。その時、一番上に置いてあったものがこれ。よく見ると灰が模様のように降った跡が。ちなみに、下のお盆は、学生時代、東京を旅行中に入った雑貨店で一目惚れ。
沖縄の陶芸作家、小泊良・作の器。「普段はもっと明るい配色が多い作家なので、これはすごく新鮮だった」。奥は、結婚祝いに友人からもらった土鍋。仲のいい友人たちからの結婚祝いは示し合わせたように調理器具だった。ちなみに、ガスが使えない非常時のために炊飯器もとってある。
毎日、土鍋で3合炊いて、食べて余った分をおひつで保管する。おひつは香川にある雑貨店「日用日」で購入。フタの裏側に釉薬がかかっていないため、ご飯からの余分な水分を吸収してくれるのがいいのだとか。
→6.山のエプロンへつづく