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[益山三兄弟、上京する|劇団 子供鉅人]

第三話 「ひとつ屋根の下の三兄弟」

益山U☆Gと書いて益山有司さん。
劇団への加入もふたりの兄に比べるとひと足遅かった、まだまだ悩める益山家の四男が第三話の主人公です。

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「バイト辞めたい」「海外でひとり俳優として勝負したい」。
そんなよくあると言っては失礼ですが、心のモヤモヤを告白する有司さんに対して、貴司さん、寛司さんはどんな対応をみせるのか。

兄弟、共同生活の醍醐味が凝縮した第三話。
全三話を通して、それぞれに趣向をこらした登場シーンもお見逃しなく。

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出演:
益山貴司
益山寛司
益山有司

音楽:松野泉
撮影:高橋明大
音声・編集:高橋明大&西尾孔志
協力:
劇団子供鉅人
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監督:西尾孔志&高橋明大(チーム孔明)

なお、劇団子供鉅人は、結成10周年を迎えた今年、東京・大阪の2都市で「愛の不毛と救済三部作」を上演中。最新の『重力の光』は大阪・近鉄アート館で12.3~7、東京/下北駅前劇場で1.13~19です。
https://www.kodomokyojin.com/

[撮影後記]
「大阪を捨てちゃうの〜?」の声もあったであろう劇団子供鉅人の東京進出。人気と実力ともに関西の劇団の中でも目立つ存在だった彼らだけに、よっぽどの決意があったに違いない。でもひょっとしたら…今ごろ迷ったり悩んだりしてるかも?うーん気になる!てことで東京に借り暮らす彼らを取材。見えてきたのはポップで人を食ったような外面とは裏腹に、生活まるごと演劇に打ち込むひた向きな姿と、大家族的な劇団の結束力。大阪・谷六長屋に住んでいた頃のように誰でもウェルカムな風通しの良さも健在です。なるほど、劇団子供鉅人の表現の強さに理由あり。これからもますます応援したくなりました。
(西尾孔志)

[プロフィール]

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西尾孔志
1974年生まれ。10代から京都の撮影所で働き、深作欣二監督ら巨匠の現場を体験する。大阪市の新人映画祭『CO2』の第1回グランプリ。2009年からは同映画祭の企画ディレクターを4年間務め、国内屈指の新人映画祭への拡大成長に尽力する。現在、映画監督、大学・専門学校講師として活躍。監督作は、『ソウルフラワートレイン』(2013)、『キッチンドライブ』(2014)。今夏には新作『函館珈琲』を撮影予定。
*プロフィール写真/佐伯慎亮

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高橋明大
  1977年生まれ。2009年、長篇映画『ある光』で映画祭『CO2』の第5回グランプリ。その後、冨永昌敬監督『乱暴と待機』『目を閉じてギラギラ』のメイキング・ディレクター、NHKの若手俳優密着ドキュメンタリー『Dramatic Actors File』ディレクターなどを務めるなど、多方面で活躍。Vシネマ『増蝕細胞ヒミコ』の脚本・監督も手がけた。現在、フリーで映像制作・シナリオ執筆にあたっている。

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賃貸住宅で営まれる、さまざまな暮らしの現場を取材しました。テラスハウスやアパート、長屋、団地、シェア住宅など、多様な住まいで繰り広げられる百人百様の生活。写真家や映画監督らが住まいを訪ねて、ささやかな動画にまとめます。

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