6.インド系の何でも屋
石濱さんは、15歳からシタールを始め、インドへ修行に。
そこでベンガル料理を教わり、その後、自らのイベントでシタールを演奏するだけでなく、料理も振る舞うようになって、その経験もすでに100回を超えた。いまではシタール奏者として活躍するだけでなく、ベンガル料理教室を開くまでに。
ほかにも、ベンガル語の通訳、ラジオのパーソナリティと、シタールからはじまったことが、さまざまな仕事を生むようになった。
石濱:最初はミュージシャンを名乗っていたんですけど、今となっては何屋か分からなくなってきて。”インド系の何でも屋”って呼んでいます(笑)。
そんな石濱さん。最近では、サリーをモチーフにエプロンも作ってみたという。エプロン文化のないインドでも生産を試みたところ、「ダンスチームで使うものやな」と誤解されたそうだ。
→7.インドで料理をつくってきたからへつづく