No.037 - No.038
「借り暮らし」を楽しんでいる方々から届く写真とコメントで生活風景を紹介する”カリグラシコレクション”。今回はインドからのご参加も!そして和歌山からは引っ越し前の気持ちとともに綴って頂きました。ジーンときます。
カリコレ No.037
ピンク色の壁が印象的なTさんの部屋(age28 / 大学院生)
場所:インドビハール州ガヤー県ガヤー市 家賃:8,000円 間取り:3K カリグラシ歴:9ヶ月
日の光が入ってくる方向に、太陽モチーフのマドゥヴァニー絵画を/勉強部屋。本はどうしたって増える
寝室/机は、部屋のドアの色に合わせて自分でペイント
バケツでの水浴びにも慣れました/ローティー(チャパーティー)。ちゃんと作れるようになるのに半年かかった
ホーリー祭のとき、大家さんと。アビール(辰砂)で髭を書かれました。コンセプトはハズバンド&ワイフ/一人には広すぎる部屋
カリコレ No.038
引越し直前 初めてのひとり暮らしを振り返るYさん(age26 / 会社員)
場所:和歌山県和歌山市 家賃:5,500円(残りは会社支払) 間取り:1R カリグラシ歴:3年
この写真の梅酒は初めて自分で作った梅酒です。何か手作りしてみたい、と思い立って、挑戦してみました。梅は近くのJAで買って、ブランデーは貰い物。美味しくできました/部屋の中で好きな場所は、浴槽の中でした。ユニットバスなんだけれど、たまに疲れた時は、お湯を張って、浸かっていました。出来るだけ深く沈むと、写真みたいに、自分の視点が低くなります。視点が低くなると、普段気づかない汚れを見つけたり、空間に対して自分が小さくなったように感じます。あ、掃除しないとな、とか、意識が別の方向に向くので、疲れた時に心のささくれを癒す場所でした。
会社にいる間はずっとメモ帳を持ち歩いてました。会社でメモ魔と呼ばれるくらい、色々書き留めてたなぁ。改めて読み直すと、初めは職場の人の名前と特徴(メガネ、ノッポとか)を書いていて、とても懐かしくなります。ふ、としたことでも書き留めるようなメモをいつも持ち歩く習慣は今でも続けています/部屋から見える好きな空の写真です。窓を開けると畑があって、奥に住宅街が続くような感じです。南向きの窓から、朝日も夕日も見えました。夕日が沈む時間が遅くなって、空が赤い時間が延びて、夏が来たなぁとか、季節を感じられるのが好きなところです。
間取り図/縦長のうなぎの家でした。3年弱借り暮らしすると、最後は寂しくなるものですね