多世代に受け入れられるロゴ・サインデザイン 中百舌鳥公園
中百舌鳥公園団地では、エントランスの改修により、新しいロゴ・サインデザインが計画されました。メインターゲットを「ファミリー層」としつつ、「明るく開放的で親しみやすいイメージ」「育みの場として最適な住環境であることを再認識」「場所を認識しやすいサインデザインかつ多世代が楽しめるよう表現」をポイントに、この団地のシンボルとなるロゴ・サインデザインが誕生しました。
~住民を明るく迎え入れるロゴデザイン~
遊び心のあるサインで、子どもたちが楽しめる空間へと変化させています。
エントランスアプローチは、ベージュとホワイトを基調とすること落ち着いた印象の空間に。住棟サインには遊び心を持たせ、号棟番号を「木のモチーフ」で表現する等、子どもも楽しめるデザインを施しています。
After 1号棟
Before 1号棟
こちらのコンセプトマークは、住民を明るく迎え入れる象徴として作成。「百舌鳥」をモチーフとし、「中百舌鳥」の「n」を表したマークとなっています。エントランスだけでなく団地の様々な場所に配置することで、団地全体にアクセントを生み出しています。
1号棟東側のポーチ入口は、右には木をモチーフとした住棟サイン、左にはコンセプトマークと団地名を配置し、明るくポップな雰囲気に仕上げています。
After 1号棟
Before 1号棟
1号棟西側のポーチは、住棟サインとどことなく似た、とんがり屋根が目印。元々あったとんがり屋根を生かし、周囲と合わせたベージュの色調をすることで、軽やかさと調和性のある空間を作り出しています。
After 1号棟
5号棟北側のアプローチの上部には、団地名と住棟番号から構成されたサインを配置し、エントランスの視認性を高めています。
After 5号棟
After 5号棟
Before 5号棟
~カラフルなモザイクタイル・気持ちが弾む~
落ち着いた色調のエントランスにモザイクタイルのラインがアクセントとなり、動線にリズム感が加わります。
モザイクタイルのカラーには、快適の「青」・温かみのある「オレンジ」・調和する「ベージュ」・清潔感の「白」の意味が込められています。
After エントランス壁面
EVホールでは床のタイルに合った配色とモザイクタイルで楽しい空間を演出しています。
また掲示物を貼られるであろう高さには各階住戸への誘導サインを配置しています。
After EVホール
Before EVホール
屋外空間にもモザイクタイルを配置することで植栽と調和しています。
After 屋外空間
~夜に浮き上がる照明デザイン・ホッとするエントランス~
ゲートの柱に縦型のLEDライン照明を配置し、華やかな印象のエントランスを演出。
After 1号棟
1号棟南側のアプローチは、柱の照明を連続的に配置することで奥行きのある空間を創出しています。
After 1号棟
1号棟東側のポーチでは足元にLED照明を配置し、住民の帰りを温かく迎えます。
After 1号棟