お座敷列車

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OURS.とは別の仕事ですが、秋田内陸縦貫鉄道でイベントをしてきました。一般運行している電車の最後尾に「お座敷列車」を連結、1両丸ごと貸し切りされます。

列車の中は、畳敷きにテーブルを置いた完全なる宴会仕様。
一面の雪景色を見ながら、ぬくぬくと一杯やれるというからたまりません!

大阪でいえば阪堺電車、京都なら叡山電鉄なども、車両を借りきってのイベントがときどき行われていますが、
内陸縦貫鉄道は片道2時間、往復で約4時間半という長尺。
これだけの時間があれば、たいがいのことはできますよ。

ということで、
この日のイベントでは、復路の2時間を利用して、
行きの車中でやったトークについて記事を書き、レイアウトを組んで、
車内に持ち込んだプリンターで出力して、帰りに配布したりもしました。一時的に車内を編集室化にしたというわけです。

終点に到着するとさっと撤収、
きれいさっぱり消えてしまう車内編集室。
資料その他、いろんなものを貯めこみがちな普段の「編集室」というものに慣れた身からすれば、とてもすがすがしい体験でした。

20150211shinbun


車中で発刊した新聞はこちら。
実は思っていた以上に揺れる車内だったので、パソコン作業はなかなか大変。
即興レイアウトは堀口努さんです。

photo & text : Atsushi Takeuchi

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