一緒にわいわい!芋掘り体験でコミュニティの活性化03
~豊かな体験は、こどもたちの食育にも~
保育園に戻ってからは、さつまいもの重さと大きさ比べをしました。なんと64本ものサツマイモが掘れました!
竹内先生「掘れたお芋は、調理の先生におやつをつくってもらいます。今年は、スイートポテトにする予定です。園児たちみんなでおやつをつくる年もありますよ。保育所でも野菜を育てているのですが、なかなかうまく育たなくて・・・。こんなに立派に育った芋が掘れる体験ができるのは、共同区画の畑だからできることなので、とてもありがたいです」
ひまわり組の竹内先生。お芋の大きさ比べの結果、一番大きいお芋は600gでした。
内先生「子ども達にとっては、自分で収穫する喜びを体験してもらえる良い機会になっています。自分でつくったもの、自分で収穫したものを食べることは、野菜が苦手な子でも喜んで食べる意欲にも繋がります。嫌いな野菜だけど保育所で食べるとおいしい!と食べる子もいるんです。愛情を持って収穫したという想いがあると、気持ちにも影響してくるんです」
『収穫イベント』を毎年企画している、キッチンガーデンの井上会長。
会長さん「芋掘り体験は毎年、子ども達にも共同区画メンバーにも相互に喜んでもらっています。収穫だけではなく、別日に苗を植える体験も行います。ただ掘るだけでなく、植えたものが育って、収穫して食べるという一環した流れを体験できるのは良い食育だと思っています。子どもの中には、これは私が植えた芋だ!と覚えている子もいますよ。実際に、掘った芋をおやつにして食べるので、きっと美味しい想い出になるのかもしれませんね」
取材・文:小倉千明 写真:平野愛
所在地:西宮市枝川町13番他