アーベイン東三国 エントランスリノベーション
アーベイン東三国16~18,20,21号棟で行われたエントランス改修。既設フォルムを活かし、特徴的な素材や色彩計画・サイン計画によって、住棟ごとに個性が滲み出る空間を創出しました。
~統一感のある色彩~
全ての改修住棟に共通し、先行改修住棟と同様の色彩・質感を採用。上質感のある素材に、緑に映えるブラウン系のアースカラーの色彩とすることで、エントランスに彩りを与えながらも団地全体のまとまりを創出しています。
21号棟は、アール状のファサード構成を活かした塗り分けでメリハリをつくります。
After 21号棟
Before 21号棟
先行改修 12号棟
After 18号棟
Before 18号棟
~色合いとサイン計画でエントランスの視認性を高める~
エントランスはファサードと色味を分け、アクセントカラーとして茶系色を使用。エントランス外壁面には団地名・号棟表示サインを共通して配置することで、エントランスの位置を強調します。
After 17号棟
Before 17号棟
~既設素材と新規素材の調和~
エントランス内部では、既設の構成や素材を活かした改修を実施。
既設のコンクリートブロックや穴あきブロックを活かし、白を基調とした再塗装を行うことで明るく、モダンな印象をつくります。
After 16号棟
Before 16号棟
エレベーターまわりの壁面は、周囲の壁面とコントラストの異なる赤で再塗装。鮮やかな色調がスタイリッシュな空間へと引き立てます。
After 18号棟
Before 18号棟
~照明で個性を創出~
既設の折上天井にLEDの間接照明を配置。照射角度(カットオフライン)を明確に設定することで、三角形の光のグラデーションを演出しています。
20号棟
天井照明をライン上に配置することでより明るいメールコーナーに。既設の郵便受けと光のラインが揃い、空間のまとまりをつくります。
After 20号棟
Before 20号棟
エントランスから漏れるあかりだけで暗い印象であったアプローチ部。新たにダウンライトを設置し、訪れる人々をやさしく迎えるあかりを灯します。
After 21号棟
Before 21号棟
Photo : Ai Hirano etc