駐車場の隅っこで、ひっそりと咲く花に気づいて
浜甲子園さくら街の自走式駐車場の横を歩いていても、誰も気付かない地味な花が咲いてます。
その花は「美男葛」(ビナンカズラ)といい、7~8月に花を咲かせます。
また、花々の間にところどころ見られる青い果実は、10~11月に熟して真っ赤な実になります。この時期になるとようやく存在に気づくかもしれません。
真っ赤な果実がなるので、楽しみに待ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに赤く熟した果実は、生薬(しょうやく)として使われることがあるようです。
また、この美男葛の蔓(ツル)は、上から見ると時計回り(左上巻き)に巻いていることに気が付きます。 蔓の巻き方は、樹種によって巻く方向が異なるので、観察しても楽しいでしょう。
【美男葛】
マツブサ科 学名:Kadsura japonica
蔓性常緑木本 花期:7~8月



投稿者:グリーンマネージャー 清家博