取材日記:7 DAYS SCENE -2nd season-
明日でいよいよ2nd seasonも最終回。
1st seasonでもそうでしたが、毎回終わりは寂しくなります。わたしはFacebookやTwitterも担当しているので、毎日どなたかの作品について発信しています。一緒に暮らしているような気持ちにさえなってきます。幸せなことです。
今回の<7 DAYS SCENE>の制作には写真家の濱田英明さんと、垣本泰美さんに同行させていただきました。スケッチのキタムラハルコさんは、ご自身のタイミングでゆったりと何度も通って描いてくださいました。寒い中の完全防備でのスケッチはこちらでした。
https://uchi-machi-danchi.ur-net.go.jp/ours/kitamura-02/
上の写真は濱田さんの撮影風景。場所は大阪の鷺州第二団地。
柵がないけど、どうなっているの?ここ?
実はここ、普段は清掃の方しか入れない屋根上なのです。そこへ、特別にUR都市機構の監視&許可を得て入らせて頂きました。濱田さん、まったく臆せずスルスルと駆け巡っておられました。その動きの軽やかさには終始見入ってしまいました。そうして生まれた作品はとてもいい空気でした。
https://uchi-machi-danchi.ur-net.go.jp/ours/hamada-08/

つづいてこの写真は、垣本さんの撮影風景。
場所は京都の醍醐石田団地から少し離れた複合施設の屋上。
33の号棟と2000戸以上を抱える巨大な醍醐石田団地。そのスケール感をちょっと遠くから見ることはできないだろうかと、垣本さんが団地内をくまなく歩き回り撮影してくださっている間に、まずは編集部が探し歩きました。ところが、近くのスーパーの屋上、近くのマンションなど、許可を取ろうと伺っても、なかなかいい案配で建物を見渡すことができずでした。そうしてあきらめず歩き回ってみつけたのがここ。
左で撮影されているのが垣本さん。右で静かに見守っているのが編集部です。
この時撮影してくださった写真は連載第一回目の写真となりました。
https://uchi-machi-danchi.ur-net.go.jp/ours/kakimoto-01/
明日はキタムラハルコさんの優しく奥深いスケッチ。どうぞお楽しみに。
3rd seasonは3/28(日)から予定しています。
<7 DAYS SCENE>2nd season、約一ヶ月間ありがとうございました!
photo & text : Ai Hirano