取材日記:THE BORROWERS アサダワタルさん
OURS.を創刊するにあたり、真っ先にお話を伺いに行ったのがアサダワタルさんでした。
迎え入れてくださったのは「住み開き(*)」会場でもあるアサダさんのご自宅。滋賀県の琵琶湖のほとり。この日は道に流れる水が凍っているくらい、寒く冷たい風の吹く日でした。
玄関前には「場所が分からないかも。」ということで、「湖と猫」という看板を出てくださっていました。それがむしろ分からなくて、面白かったです。

そして玄関チャイムを鳴らして、はーいと出てきてくださったその瞬間のアサダさんを見て、「ボロワーズだ!」と思ったのが忘れられません。その感じを残したくて撮らせてもらったのが、「#2 30年ローンの意味がわからない。」の写真になりました。
アサダさんにはじめてお話をうかがって、OURS.で取り組もうとしている難しい部分を再確認しつつも、だからこそこれから記事を積み重ねていきたいと思いました。

冷たい突風の吹く中、琵琶湖の際で記念写真。通りがかりの方にお願いして撮ってもらいました。夕日でライトアップされた写真は左から写真の平野・URの原田さん・編集の竹内さん・アサダさん・URの小正さんです。アサダさん、通行人さん、ありがとうございました!
photo & text : Ai Hirano