10. えり子の幻のデザート

ヴェルンハルト家のパーティで、必ず登場するデザートがある。何度もパーティを訪れている方なら「待ってました!」という感じ。これ、ドイツの家庭的なデザートだと思っていたら、実はえり子さんのオリジナルレシピだとか。マルクスさん曰く「ナナシノゴンベエのデザート」または「えり子の幻のデザート」。,/p>
えり子:あれはね、台湾にいた頃に考えて、それ以来ずっとパーティでは出しているものなんです。もともと私の得意なデザートはタルトタタンなんですが、パーティのために大人数分を用意するとなるとかなり憔悴しちゃう感じだったので。もうちょっと楽につくれて、喜んでもらえるデザートをと思って、自分の好きなものを組み合わせて考えてみたものなんです。
□「えり子の幻のデザート」のつくり方
1
カラメルビスケットをビニール袋に入れて、延ばし棒などで叩いて細かく砕く。このとき食感が大事なので、フードプロセッサーなどで粉々に砕くのはNG。ちなみに、ヴェルンハルト家は、Lotusのビスケットを使用。
2
クレームエペスと先ほど砕いたビスケットをあわせる。クレームエペスとは、サワークリームに近い乳製品。国内では「たかなし」のものが手に入りやすい(サワークリームで代用可)。
3
生クリームと砂糖をあわせて八分だてに。
4
2をお皿に均等に広げて生クリームをのせ、その上からラム酒に漬け込んだプルーンを盛りつければ出来上がり。
プルーンは、2週間ほど漬け込めばいいが、長ければ長いほどとろみがでておいしくなる。すべての分量はお好みで。
プルーンを漬け込む時間は必要だけど、そのほかはすごくシンプルな時短レシピ。ヴェルンハルト家では、パーティが終わるたびに3キロのプルーン、ラム2瓶をタッパーで合わせているそう。
パーティの際は、お酒を結構いただいていたこともあって、ひんやりしてとてもおいしいという印象。ラム酒がかなり効いている。力強い味。興味のある方はチャレンジしてみてください。




1
カラメルビスケットをビニール袋に入れて、延ばし棒などで叩いて細かく砕く。このとき食感が大事なので、フードプロセッサーなどで粉々に砕くのはNG。ちなみに、ヴェルンハント家は、Lotusのビスケットを使用。
2
クレームエペスと先ほど砕いたビスケットをあわせる。クレームエペスとは、サワークリームに近い乳製品。国内では「たかなし」のものが手に入りやすい(サワークリームで代用可)。

3
生クリームと砂糖をあわせて八分だてに。

4
2をお皿に均等に広げて生クリームをのせ、その上からラム酒に漬け込んだプルーンを盛りつければ出来上がり。
プルーンは、2週間ほど漬け込めばいいが、長ければ長いほどとろみがでておいしくなる。すべての分量はお好みで。

プルーンを漬け込む時間は必要だけど、そのほかはすごくシンプルな時短レシピ。ヴェルンハルト家では、パーティが終わるたびに3キロのプルーン、ラム2瓶をタッパーで合わせているそう。

パーティの際は、お酒を結構いただいていたこともあって、ひんやりしてとてもおいしいという印象。ラム酒がかなり効いている。力強い味。興味のある方はチャレンジしてみてください。
→11. 居心地のいいキッチンへつづく