横浜・霧が丘グリーンタウン団地のぷかぷか
NPOによる4つの店舗が大人気
団地ショップをグルグルと探訪、URの面々が自分勝手にレポートします。
今回は……

レポーター:田宮(団地マネージャー)
横浜市緑区にある霧が丘グリーンタウン団地。
こちらには「NPO法人ぷかぷか」が運営されているお店が
なんと4つもあって、しかも地元で大人気ということで行ってみました。

さっそく、4つあるお店のうちのひとつ「ぷかぷかカフェ」へ。
いやー、驚きました。
NPOがやっているという勝手な先入観をブッ飛ばすような
ハイクオリティのプレートランチが登場。

味がよいのは当然ながら、
野菜もシャキシャキで、パンは小麦の香りがいっぱい。
こりゃ近所にあったら絶対に通うなあ、と一気に食べてしまいました。
ドリンク・デザート付、
しかもパンは食べ放題で、980円。
団地内外からのお客さんが続々。
あかるい店内の奥には子供用のスペースもあります。
ちょうどお店にNPOの高崎明理事長がいらっしゃったので
お話を伺いました。
勤務していた養護学校を5年前に定年退職され、
障害を持った方たちと一緒に働く場所を作りたくてお店を始めたとのこと。
その時の退職金はすべてお店の立ち上げにつぎ込んだそうで、
「女房にも事前に話をしてなかったんだよねー」とニコニコ笑顔。
理事長もすごいが奥さんもすごい。




ランチをいただいた後、
他の3つのお店も案内していただきました。
惣菜やお弁当の「お日様の台所」
「ベーカリーぷかぷか」、
そして、雑貨・アクセサリーの「アート屋わんど」。


ベーカリーのパンは、
団地内の保育園にも提供されているそう。
「アート屋わんど」は3月に開店、
オープニングイベントは、
老若男女が集まって演奏会など大盛況だったようです。
「自分のお店がきっかけになって、
地域の方がほっとひと息つける場所を作りたい」と仰っていた高崎さん。
団地から街へ広がっていく、
ぷかぷかの輪を実感した1日でした。
DATA
ぷかぷかカフェ
神奈川県横浜市緑区霧が丘3-25-2-203
食べた日/15年2月27日
https://pukapuka-pan.xsrv.jp/


